●工作機械のクーラントタンク内はスラッジが底に沈んで固着、液の表面には浮上油がいっぱい浮いています。 スラッジは 早々に吸引し、徐去すれば比較的簡単に取り除くことが出来ますが、放置するとバクテリアなどが 発生してタンク内で固まってしまい、簡単には取れません。 ●そこで、クーラントタンクは月一回位のペースでスラッジ回収装置エコロジーを使用し、 タンク内のスラッジと浮上油を同時に取り除くとタンク内は白くいつもきれいに維持できます。 ●では、なぜスラッジ回収をやりながら浮上油が除去できるのか、不思議かもしれませんが スラッジ回収装置の架台上に浮上油回収装置を置き、スラッジ回収した液を浮上油回収装置 に圧力をかけて送り浮上油を回収しています。(特許申請中) ●油は比重が0.7位で水より軽く水中に放置すれば油は自然と浮かび、水とは完全に分離して 浮いてきます。工作機械の構造上ベッドスライドの潤滑油がクーラント液に混入、一部は液に溶けて 行きますが油成分が飽和状態になると溶けずに浮いてきます。このままの状態では高速回転している 工具、チャックなどに油が付着、噴霧して周囲に飛び散り果ては周囲が油でベトベトになってしまいます。 もちろん付近で機械を操作しているオペレーターの方にとっても好ましくなく、浮いてきた油はできるだけ 早く取り除かなければなりません。 ●ただ、スラッジ回収後のクーラント液は、ポンプで吸引する時、完全に油も混濁していますので、 浮上油回収装置内では、油を分離するために内部にステンレスウールを設け、この中を 複雑にゆっくり液が通ることにより油の微小分子同士が付着し分離しやすい大粒状態に持っていきます。 ●油は密閉された分離装置内をゆっくりと上昇し油だまりに溜まっていきますが、当初は油に水分が 混入していますが下から水分を含んだ油が上昇してくると、徐々に油は濃縮されますので濃縮して 濃い油となった時、油は下からの空気の圧力で自然と内部の圧力が高まり油層を押し上げて油排出口から 油が出てきます。油が一旦、外へ出てしまうと油層内の油は薄い濃度状態となって油面は下がり、 空気は薄い油の中を通り過ぎて外へ出て、油が濃縮するのを待ちます。 ●今までスラッジ回収と浮上油回収をそれぞれ別工程で行っていた作業も一度で同時に出来るので 現場としては大変貴重な存在になります。回収したスラッジは水切りした後回収BOXへ、濃縮処理された 油は付属のペットボトルへバルブを開いて入れた後、回収BOXへと処理します。 ●現場としては、それぞれの工程が1度で終了するので時間の節約、クーラント液の油管理も なくなり、さらには独自に用意していた浮上油回収装置も出番がありません。 |