切削油自動希釈装置 FAMシリーズと市販エジェクターの比較 切削液の高騰対策にこれが有効(節約50%!) |
FAM 50Aを10年程前に導入、現状をお聞きして来ました |
岐阜県内の機械加工のお客様 1 加工のワークはFCD、機械はNC旋盤、およびMC 2. 機械設備の連結台数は67台です。 3.小社からの導入設備はFAM50A サブタンクは300L 1台 4.FAM50Aにおいての制作時設定濃度は2.5% 5.機械側でのタンク濃度は目標値10% 6.濃度の測定はブリックスで毎月1回定期的に計測 7.計測時の濃度範囲は機械ごとに10% プラス、マイナス3%の範囲にはいており 大きなバラつきもなく特に問題はない 8.原液使用量がエジェクターを使用していた時と比較して50%減少しました これには大助かりです。 |
本装置導入の主なお客様(敬称略) | |
ホシザキ電機(株) 大信精機(株) 愛三工業(株) (株)オミゴウキン HOYA(株) アドバンス電氣工業(株) (株)クラフトワン |
アマダホールディングス(株) ミツトヨ(株) (株)恵那金属工業所 共和工業(株) 愛岐工業(株) (株)トップ精工 (株)クボタ その他 |
本装置導入の効果 |
■岐阜県中津川市E社(ターボ部品)部長の話 今までエジェクター 使用でクーラント液を作製していましたがどんなにうまく調整しても液濃度のバラツキは大きく、原液の費用削減ができませんでした。今回の設備の導入で原液のドラム缶使用がおよそ半分近くに、毎月の工具費用がおよそ2割削減出来ました。すでに設備導入から10年近くなりますが大きな導入効果があったと自負しています。 さらに、オペレーターの社員からは毎日の液づくりから解放されて喜びの声で感謝されています。 ■新潟県三条市K社(金型部品)の社員の話 大型のマシニングセンターでの機械加工、クーラント液の補充が毎日大変、HPで自動希釈装置を見てすぐに上司に相談、結果、即決で設備導入となりました。その後オペレーターの負担が大きく減少、機械加工に専念できるようになりました。 バルブの閉め忘れによる床の水浸しも以来無くなり、系列の工場にも導入、その後社長から発案に関して社長賞をいただき、結果を社員の方方に発表するまでになりました。 ■広島県 M社(測定具)部長の話 オペレーターの毎朝の作業を見ていて何とか負担を軽くしてやりたい・・・ そんな中、社員が見つけてきた装置がこれです。朝、夕の作業が全く不要になり社員の負担が大きく軽減でき、朝夕の時間も余裕ができた。 (お客様の声より) |
商品説明をお求めのお客様へ ・導入を検討しているがHPの説明だけでは良くわからない・・・ ・自社の設備にあてはまるかどうか心配だ。 ・導入してメリットがほんとうにあるのかどうか疑問? ・タンク側のセンサー類が高くて他に安い方法はないのか? ・1台あたりの設備で機械が実際に何台まで管理できるのか? 等々疑問に直接お伺いしてお答え致します。 「お問い合わせ」より記入していただけれは お伺いできる予定日を連絡させていただきます。 |
自動希釈供給システムのメリット | 工場内のFA化はこちら |
FAMシリーズ | エジェクター | ||
1. | 濃度のバラつき |
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誤差大 指定濃度±30% |
2. | 液の充分な撹拌 | 水と原液を微粒子まで専用羽根で十分に撹拌するので工具刃先の冷却性が優れています | 撹拌なし |
3. | 人件費はゼロ | 液の希釈から撹拌、貯蔵、機械側タンクへの給油をすべて無人で行います | ? |
4. | 原液消費量50%減 | タンク側での水の蒸発により濃度上昇を鑑み設定値を50%減で濃度が安定 | 不可 |
5. | 工具摩耗を20%減 | 微粒子まで撹拌された液と、タンクに絶えず注油される新液との相乗効果 | 不可 |
6. | バクテリア発生防止 | 充分な撹拌、新液供給により,PH値の維持および夏場のバクテリア発生が激減 | 不可 |
7. |
設備費用 | イニシャルコスト高い しかし、原液消費が実質1/2になるので設備費用が約1年で ペイでき、その後も原液費がズーと1/2となる |
安い およそ1/10 費用削減不可 |
エジェクターとは? |
水道水または工水の圧力を利用して内部に負圧を作り、 ペール缶またはドラム缶から原液を吸引してクーラント液を 作る装置です。 エアーも電気もいらない優れものですが最大の欠点は 出来上がった液の濃度が大きくバラついてしまうことです。 その原因は、水道水または工水の圧力が常に一定でなく、水温、気温、原液粘度も 朝、昼、夜といつも変化しているためです。 本装置では水の蒸発を鑑み仮に5%の濃度要求で 有れば濃度ダイヤルを1/2の2.5%にセットします。するとタンク側では 丁度5%になっています。しかもこの状態を持続しています。 これで原液使用量がまちがいなく1/2に激減します。 ![]() 高価な原液を少しでも節約したい所ですが現場では 便利さゆえ、多くの場所で使用されているのが現状です。 さらに、混合されたクーラント液はただ混合されただけで攪拌が 有りません。理想的には撹拌機で十分攪拌すれば刃先の冷却性が さらに高まり結果、工具費用の節約につながります。 |
御社の工作機械切削液タンクに油が分離して浮いていませんか? |
もしかしたら、攪拌が不十分で原液が分離しているかもしれません。 すると刃先の冷却性が悪く、大切な工具寿命が短くなってしまいます。 切削液を混合する時、十分に攪拌してからタンクに投入してください。 朝の忙しい時間帯ですがそれだけで工具寿命がアップします。 |
工作機械タンクの濃度を時々計っていますか? |
もしかしたら、毎日の切削液作りで5%液なら水20L原液1Lで作りますよね? これを毎日繰り返しているとタンクの濃度が上がって行くことをご存じですね。 この理由は、水だけが蒸発、切粉、ワークへの付着等により上がっていきます。 7~8%になった液を時々、水道水を直接タンクに入れている風景を良くみます。 ![]() 難削材以外では液濃度を高くする必要はなく、タンクはいつも5%になっていれば 理想的です。そこでお勧めなのは最初から2.5%の切削液を作りタンクで5%になって いれば原液使用量が1/2になり大きな原液削減となります。お試しください。 念のため、時々濃度を確認してください。 |
FAMシリーズはなぜPH値を維持できるのか? |
切削液は使用時間の経過とともに液が劣化し腐敗を招きます。 PH値を計測していますか? 新液を作った直後はPHはおよそ9~9.5 ですが時間経過とともに徐々に低下しPH8~8.5となってしまいます。 PHが下がると錆びの発生、腐敗が早くなり切削液のPH管理が 求められます。 通常、加工工場では朝、夕方に一度だけ切削液の補充を行います。 しかし、FAMシリーズは液を自動供給するため、例えば8時間の間に5~8回に 分けて供給が出来ます。通常一回の供給量が40Lであれば、これを8L~5L ずつに分けて供給します。自動供給の場合は、方法は簡単です。 タンク側のレベルスイッチの上限、下限の間隔を小さくします。 すると、新鮮な液が常時タンクに投入できます。 出来上がった切削液の落下点をクーラントポンプの吸入口近くに 落とすことで、ポンプから吸い上げた液はいつも新鮮な液となります。 |
♪クーラント液の混合、配管、タンクに取り付けのセンサー選定に関して どんなことでもお気軽にご質問ください。 機械設備に取り付けるセンサーの取り付け方法、コスト的に安全で 最安に仕上げる方法など豊富な知識と経験がございます。 機種選定に関する相談、配管に使用する材料、仕様の選択、工業用 水使用に関する相談など何でもご相談ください。 ・御社にての出張してのご相談も承ります。場所を問わずにどうぞ。 私共は、クーラント液の完全自動給油、原液の1/2削減など是非実感 していただきたくお客様の立場で応援をさせていただきます。 こちらでお申込み |